"野菜"を知らない子どもたち。
どーも、斎藤です。
今日の講義でTED Talkを見たのですが、その内容が少し驚き(衝撃)だったので皆さんとシェアできたらなと思います。特に子どもをもつ親御さんに見ていただきたい内容になっています。
タイトルは「TEACH EVERY CHILD ABOUT FOOD」です。子どもたちに食事に関すること教えてあげようといった主旨のものですね。
スピーカーの人はイングランド出身で、いろいろな統計を示しアメリカの食生活を改善すべきだということを述べています。特に子どもが肥満になり、寿命が縮められていることを危惧しています。イギリスでも同様の問題が起きていると述べています。動画に関しては日本語字幕もあるのでお時間ある方はぜひご覧下さい。
子どもが生活する上でどれだけの砂糖を摂取するかを、視覚的に効果的に伝えていたり、肥満問題への具体的な解決策などが述べられています。
スピーチの善し悪しは今回置いておいて、斎藤が一番驚いたのは
小学校低学年ぐらいの子どもたちが野菜を知らないということです。
これだけ聞いてもピンと来ませんよね
下の写真にあるようにスピーカーの人が子どもたちに野菜を手に取ってみせて
これはなに?わかる?
と尋ねているのです。
動画11:10あたりから
(ちなみに真ん中の男の子は上の写真で、なすのことを洋梨?と答えてます。)
この動画自体どこまで本当なのかわかりませんが、これを見て驚愕でした。
子どもたちはトマトがトマトであることを、なすがなすであることを、じゃがいもがじゃがいもであることを認識できていなかったのです。あたかも当然かのように。わからないという状況が普通になっているのです。
なぜか。
あまりにも"野菜"というものが彼らの生活からかけ離れたものになってしまっているからです。ジャンクフードばかりの生活の中で生の野菜に触れる機会がないのです。
単純に調理されたあとの野菜しか見たことがないから、もともとの野菜が認識できなかったというなら問題はないのですが、この動画を見る限り彼らはあまりにも野菜から遠ざけられているために野菜というもの自体についてあまり知らなかったという感じでした。
この場合、野菜がわからないということではなく、野菜がわからないという状況を周りが生み出してしまっているその環境自体が問題であるのは明白です。
この動画を見たからといってスピーカーの人のように、自分からなにか始めようとかそういうことではないのですが、これはあまりにも衝撃的だったので今回記事にしました。将来自分も父親になるだろう立場として、こういう現状があることを理解できてよかったなと感じています。
今まで見えていなかった現実を知ることが出来ただけでもよかったです。
今日はこのへんで!
ではまた〜